HOME

みやぎ建設新聞 ピックアップ記事

2023-04-14# 物件(大崎・栗原)

大崎市/市内4カ所で雨水・汚水管築造を計画/上半期内に発注を予定/4カ所で延長計1200m以上

大崎市は2023年度、市内4カ所で、合計1200㍍以上に及ぶ管渠工事4件の発注を予定している。

4件とも総合評価対象工事で、汚水管延長410㍍を新設する「公共下水道(古川)北町地内管渠築造工事」と汚水管延長420㍍を新設する「公共下水道(古川)栄町地内管渠築造工事」は6月、雨水幹線延長200㍍を新設する「松山千石堀排水区管渠築造工事」は7月下旬、JR古川駅周辺で整備中の雨水幹線の枝線200㍍を新設する「古川李埣第1排水区管渠築造工事」は第2四半期の発注を目指し、準備を進めている。

古川北町の管渠築造工事は、下水道範囲を広げるため、商業施設が多い古川地域北町地内を通る県道古川佐沼線の地下に、汚水管の枝線延長410㍍を築造する。工法は開削と推進を併用し、割合は約半分ずつ。管渠は口径200㍉㍍の塩ビ管を用いる計画だ。工期は約8カ月で、発注時期は6月を予定している。

古川栄町の管渠築造工事では、古い住宅が立ち並ぶ古川地域栄町地内で、北町同様に下水道エリアを広げるため、汚水管の枝線延長420㍍を築造する。工法は開削工法を用い、管渠は口径200㍉㍍の塩ビ管で計画している。工期は約8カ月で発注は6月を見込んでいる。

松山千石堀排水区の管渠築造工事は、標高が低く、降雨時に冠水が増加している松山地域千石地内で、既存の雨水幹線を分水させる管渠を築造する。延長は約200㍍で、開削工法を用い、1500㍉㍍×1000㍉㍍のボックスカルバートを据え付ける。工期は約7カ月で、発注は7月下旬を予定している。

古川李埣第1排水区の管渠築造工事では、大崎市中心部の雨水対策のため、JR古川駅東側で進めている延長約450㍍の雨水幹線に接続する枝線を築造する。施工地は古川地域旭5丁目地内で、延長200㍍を予定。工期は約7カ月で、発注は第2四半期になる見通しだ。

 

#記事カテゴリー