宮城県中南部下水道事務所は２４日付で「七北田川左岸幹線管渠改築詳細設計業務委託」を条件付き一般競争入札（総合評価落札方式・簡易型実施方針型）で公告した。

参加受付は５月１５日、入札書の提出は同１７日まで。開札は翌１８日１０時に行う。予定価格は２７４０万１０００円。

参加資格は、県内に本社または営業所を有する建設コンサルタント（下水道）Ａ等級かつ地質（土質）調査など。

経年劣化で腐食・クラック・浸入水被害が発生している七北田川左岸幹線（延長約１３㌔㍍）のうち、特に管渠の腐食度合いが大きい多賀城市大代ほか地内の延長２６０㍍区間について、管渠更生工を実施する。

この範囲は山岳トンネル工法で１９７４年から７５年に整備したφ２５００㍉㍍の路線。一部は陸上自衛隊多賀城駐屯地の敷地内にある。

業務は浸入水の対策方法を検討し、管渠更生工を実施する上でコンクリート覆工の補強工法を含めた詳細設計をまとめる。地質調査と管渠調査も行う。

履行期間は２０２４年２月２９日まで。