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2023-04-26# 物件(仙台圏)

仙台市/市体育館の大規模改修設計/東北設計計画研究所に決定/延べ1万8374㎡の体育館を長寿命化へ

仙台市は、仙台市体育館(カメイアリーナ)大規模改修工事に向けた設計業務を委託するため25日に指名競争入札を行い、1落の3870万円で東北設計計画研究所に決定した。設備設計業務も同日に見積もり合わせを行い、総合設備コンサルタントと3150万円で決定した。

建築の設計入札にはこのほか創建設計、盛総合設計、東北開発コンサルタント、楠山設計、昴設計、桂設計が参加。構建築設計事務所、鈴木弘人設計事務所、櫻田建築設計事務所、関・空間設計の4社は失格だった。

太白区富沢1の4の1地内の敷地1万9733平方㍍に建つ市体育館は、1984年に建設したRC造3階建て、延べ1万8374平方㍍。プロバスケットボールBリーグ・仙台89ERSのホームアリーナとしても使用されている。

内部には、4681席を備えた65㍍×40㍍の第1競技場、第2競技場、温水プール、トレーニング室、軽運動場、幼児体育室、体力測定室などを備える。

供用から35年以上経ったため、公共施設マネジメントに基づいて長寿命化を図る。主な改修内容は外装、屋根の防水改修、タイルの張替えや、トイレ改修、部分的な模様替えなどを予定。設計の履行期限は2024年3月15日まで。

 

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