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2023-05-30# 物件(仙台圏)

渡辺精機/大衡村・新工場を建設/橋本店の設計・施工/S2F延べ約3000㎡、24年1月末完成へ

アルミを中心とした精密切削加工などを手掛ける渡辺精機(山梨県市川三郷町高田527の1 渡辺秀重代表取締役)は、大衡村に宮城工場の建設を計画し、29日に現地で地鎮祭を行った。設計・施工は橋本店が担当する。

建設場所は、大衡村中央平3の17地内に当たる第二仙台北部中核工業団地の敷地2万1490・39平方㍍。ここにS造2階建て、延べ3081・78平方㍍の工場を整備する。完成は2024年1月末を目指す。

式典には、渡辺精機の堀内喜仁代表取締役をはじめ、橋本店の佐々木宏明代表取締役社長、宮城県仙台地方振興事務所の高橋義広所長、宮城県土地開発公社の山本雅伸理事長、大衡村の早坂勝伸副村長など約30人が出席。橋本店の酒井篤史常務取締役が鎌入れ、渡辺精機の堀内代表が鍬入れ、橋本店の佐々木代表が鋤入れを行った。その後、関係者が玉串を捧げて工事の安全を祈願した。

堀内代表は「宮城計画は4年ほど前から始めていた。2棟目・3棟目と近未来の増築計画が実現する時には、また同じようなメンバーで集まれれば良い。ゴールではなくスタートだと思っている」とあいさつ。県仙台地方振興事務所の高橋所長は「新工場が円滑に操業開始が迎えられるよう、大衡村をはじめ関係機関の皆さんと連携を密にしながら全力で支援する」と村井嘉浩知事のメッセージを代読した。

橋本店の佐々木社長は「環境対応に十分留意し、無事故無災害で、これまで培った技術と英知を結集し、クオリティの高い満足いただける施設を完成させる」と力を込めた。

橋本店 伊藤裕太現場所長の話「渡辺精機さんにとって東北初の工場になるので、仕事がしやすい建物を無事故・無災害で建設できるように取り組む」

 

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