東北整備局北上川下流河川事務所は、「北上川下流北上川左岸上流地区堤防等設計業務」の一般競争入札を１０日に行い、１落の２４７７万円で東邦技術・八千代エンジニヤリングＪＶに決めた。

入札には落札者のほか、ウヌマ地域総研・長大ＪＶ、日本工営、東京コンサルタンツ、エイト日本技術開発、ニュージェック、三協技術、建設技術研究所、東京建設コンサルタントが参加。予定価格は３１０５万円、調査基準価格は２４７２万円だった。

北上川左岸上流地区において、堤防整備に向けた設計の作成などを実施する。

業務対象地域は登米市東和町錦織の二良根地区と川端地区の２カ所。ともに形状は輪中堤を想定。このうち二良根地区は、堤防の対象延長が７００㍍、堤防の高さは約６㍍から７㍍を想定しており、堤防の詳細設計のほか樋門の設置に向けた構造などのスペックを検討する予備設計もまとめる。また、川端地区は堤防整備に関わる道路の詳細設計を作成する。履行期間は１１月３０日まで。