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2023-07-20# 物件(仙台圏)

大和町/吉岡地区道路整備方針など作成/参加申請は25日まで/吉岡中町商店街周辺のにぎわい創出へ方策検討

大和町は「令和5年度吉岡地区道路整備方針等作成業務」の公募型プロポーザルの手続きを開始した。吉岡中町地区周辺エリア全体の道路整備方針を作成するもので、沿道の土地利用の検討を行うなど、にぎわい創出に向けた方策を検討する。

参加申込書類の受け付けは25日まで、企画提案書の受け付けは8月10日まで、審査委員会のヒアリング・プレゼンは同24日(予定)、契約候補者の決定および通知は同28日。

参加資格は、県内に本店、営業所を有し、建設工事関連業務の承認を受け、過去10年間に県内の市町村において都市計画マスタープランまたは立地適正化計画策定業務を元請けとして受注し完了した実績を有することなど。

企画提案書のテーマは、「中町周辺エリアの交通状況の整理と道路整備方針の作成方法について」「道路整備による沿道土地利用とにぎわい創出の可能性の検討方法について」。審査委員会は町役場の職員7人で構成。委託料の上限額は906万6000円。

大和町吉岡中町地区は町唯一の商店街で、吉岡小学校の西側に位置している。長期総合計画の中で活性化が位置付けられてきたことを踏まえ、この周辺エリアのにぎわい創出の可能性について検討するため、メーンストリートとなる都市計画道路・高田中町線を含む道路整備方針を作成することとした。

業務は計画準備、地区の現状と課題の整理、地区の将来像・整備テーマの設定、中町商店街周辺エリアにおける道路整備と沿道土地利用方針等(基本的構成の整理、道路整備方針など、沿道土地利用の各検討)やそれぞれの活性化(にぎわい)の可能性の検討、検討結果の整理および方針の作成、打ち合わせなど。

履行期間は2024年3月29日まで。

吉岡地区については、昨年度に「にぎわい創出事業基本計画等作成業務」を発注し、町に整備されていない図書館を軸として整備計画を検討。同地区の私有地を候補地としていたが、計画は白紙となっている。

 

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