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2023-07-21# 物件(仙台圏)

仙台市/仙台山寺線のトンネル設計/復建技術が落札候補/秋保地区の防災対策で延長535m規模

仙台市は、太白区秋保地区の仙台山寺線にトンネル新設を計画しており、20日に詳細設計業務を制限付一般競争で開札した結果、3340万9499円で応札した復建技術コンサルタントを落札候補者とした。件名は「仙台山寺線(鷹ノ巣工区)測量調査トンネル詳細設計」。

入札者は候補者と千代田コンサルタント、オリエンタルコンサルタンツ、セントラルコンサルタントのほか、最低制限価格未満で失格が7社(エイト日本技術開発、サンコーコンサルタント、大日本ダイヤコンサルタント、日本シビックコンサルタント、国際航業、東京コンサルタンツ、建設技術研究所)。

仙台山寺線は、仙台市太白区と山形市を結ぶ主要地方道。秋保大滝上流で景勝地の「釜淵」付近は、名取川右岸側を通る現道にロックシェッドがあるなど落石の危険性が高いため、道路防災事業としてトンネル新設を立案した。

計画によると現道の南側(山側)に新しいルートを整備。道路延長は約760㍍で、このうちトンネルは延長535㍍、幅員7㍍の2車線を想定する。

業務内容は、山岳トンネル詳細設計一式、道路予備修正設計(A)、測量、地質調査、地質解析。履行期限は2024年3月29日。

 

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