宮城県は、多賀城市市川地区、大郷町粕川地区を含む延長９・５㌔㍍の道路概略設計などを委託するため、８月３日に開札を行い、１落の１７０７万円、総合評点１０１・３１（価格点４９・３１＋価格以外の評価点５１）で復建技術コンサルタントに決定した。件名は「道路概略設計外業務委託」。

入札には、同社のほか日本工営、アジア航測、エイト日本技術開発、いであ、東北構造社、サトー技建、開発虎ノ門コンサルタント、三協技術、昭和土木設計が参加。予定価格は２１４２万５０００円、調査基準価格は１７０６万円だった。

この業務は県内の新規事業検討箇所等の道路概略設計および平面交差点予備設計を行うもの。

道路概略設計（Ｂ）は、総延長が９・５㌔㍍。このうち多賀城市市川地区の泉塩釜線が２・４㌔㍍（０・８㌔㍍×３ルート）、大郷町粕川地区の小牛田松島線が２・１㌔㍍（０・７㌔㍍×３ルート）で、残る５・１㌔㍍については、３カ所程度を想定し契約締結後に別途指示する。

平面交差点予備設計では、名取市閖上地区の塩釜亘理線１カ所、多賀城市市川の泉塩釜線２カ所が対象となる。履行期間は２０２４年３月２２日まで。