2026-06-12# 物件(仙台圏)
多賀城市/スポーツ施設整備の発注支援業務/基本計画策定後に発注へ/当初予算に委託料5500万円、来年度は基本設計に着手
多賀城市は、総合体育館と市民プールを集約する「多賀城市スポーツウェルネス施設整備事業」について、基本計画策定後に発注支援業務を委託する。発注方法は未定で、当初予算には委託料5500万円を確保している。
市では現在、基本計画策定支援業務について履行期限を9月30日までとして日本総合研究所に委託していることから、計画策定の完了時期は9月から10月を見込んでいる。業務内容は基本計画案の策定、各意見の取りまとめ、打ち合わせ等の実施、報告書作成など。このうち基本計画案では施設計画に当たって、プール機能を合築か別棟のパターン別に整理する。
建設場所は東北学院大学多賀城キャンパス跡地となる同市中央1丁目23および161の一部の敷地約1万4500平方㍍。用地取得者のミサワホームが開発を進めているエリアの一部のため、施設を含めたまちとしての魅力向上を図るため、必要に応じて同社と連携することとしている。
昨年11月に示した基本構想では、施設機能を想定する上で▽複合化・多目的化▽既存施設等の活用▽一部機能の民設民営化―の視点を基本的な考え方とした。
体育施設は大・小体育室、柔剣道場、弓道場(近的)、集会室(多目的室)、トレーニング室、プール(25㍍)の諸室が必要としている。
また、誰もが楽しめる魅力的な機能として▽子どもの遊び場・居場所▽新たなジャンルのスポーツへの対応▽オープンな交流スペース▽飲食提供▽東北随一の文化交流拠点としての機能―の検討も行う。
子どもの遊び場・居場所機能については特に重視して検討しており、小学生向けのワークショップなども実施した。
ことし4月からは対象地の遺跡発掘調査を開始。本年度は基本計画策定のほか事業手法の確定、意見募集や官民対話に取り組む。
市が示した実施計画によると2027年度に基本設計、28年度に土地取得と実施設計を進め、29年度に建設工事着工、30年度の工事完了を想定している。
なお既存施設は、総合体育館がSRCおよびRC一部S造延べ5705・29平方㍍。市民プールはRC造平屋建て、延べ2065・95平方㍍。


