2026-06-26# 物件(仙台圏)
仙台市/中央卸売市場の基本設計/参加表明は7月21日まで/延べ約11万㎡の新施設に建替へ
仙台市は25日、「中央卸売市場再整備基本設計業務」を公募型プロポーザル方式で公告し手続きを開始した。
参加表明書等の受け付けは7月21日まで。1次審査結果は同30日に通知する。その後、技術提案提出書などを8月19日まで受け付け、プレゼンテーションおよび質疑応答は同24日に実施する。2次審査結果の通知は翌25日に行い、審査結果の公表は9月上旬を予定。9月下旬に見積もり書の提出を求め、10月下旬の契約を予定している。提案上限額は3億2618万0800円(税込み)。
技術提案の内容は▽本市場が担う生鮮食品流通拠点としての役割を踏まえた、卸売市場としての基本機能・将来対応▽事業費の最適化とライフサイクルコスト(LCC)低減▽現地建て替えによる各施設が段階整備となることによる建設中の配慮▽市民等に対する「食」を通じた新しい価値と体験に関する集客機能・情報発信―の4点。
審査委員は▽西川正純委員長(宮城大学参与名誉教授食産業学群特任教授)▽長谷川麻子委員(宮城学院女子大学生活文化デザイン学科教授)▽山本和恵委員(東北文化学園大学建築環境学科教授・大学院教授)▽門脇研二委員(仙台市都市整備局公共建築住宅部長)▽西崎文雄委員(仙台市経済局次長兼中央卸売市場長)―の5人。
参加形態は単体もしくは3者以下の設計JV。単体企業とJV代表企業は市の建築設計の登録者で、過去15年以内に延べ床面積1万平方㍍以上の卸売市場施設等・倉庫等、事務所、工場などのいずれかの整備に係る新築または改築、増築の基本または実施設計の元請け実績があること。随時登録申請期間も設けており、7月9日まで受け付ける。
また、単体とJV申請代表企業は統括技術者、主任技術者、構造設計主任技術者は1級建築士を各1人配置することとし、電気設備設計主任技術者、機械設備設計主任技術者は、設備設計1級建築士または建築設備士を配置。コスト管理主任技術者は日本建築積算協会が認定する建築コスト管理士または日本建築積算協会が認定する建築積算士の資格を有する技術者を配置すること。また、各配置技術者の実績要件も求める。
再整備は現地建替のため既存建物を解体し、現在の敷地内に新しい施設を整備し本移転しながら整備を進める。建設地は若林区卸町4の3の1地内の敷地17万9753平方㍍。施設の延べ面積は管理・関連棟9500平方㍍、水産棟3万6200平方㍍、青果棟4万4100平方㍍、特別高圧受電棟200平方㍍、立体駐車場2万6400平方㍍で、合計で11万6400平方㍍程度となる。
概算工事予算額は約688億円。工事スケジュールは2030年度から40年度までを予定している。基本構想策定支援と基本計画策定支援は三菱UFJリサーチ&コンサルティング・安井建築設計事務所JVが担当した。
なお、今月23日には同整備に係るアドバイザリー業務も公募型プロポーザル方式で公告。当該業務の受託者およびその協力会社は、基本設計業務と利益相反の関係にあることから、本プロポーザルの参加は不可としている。


