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2023-08-10# 物件(大崎・栗原)

東北整備局鳴瀬川/鳴瀬川ダム・付替道路3号橋の詳細設計/長大に決まる/約170mの鋼2径間を想定

東北整備局鳴瀬川総合開発工事事務所は、鳴瀬川ダム建設に伴う付替道路に設ける3号橋詳細設計業務を8日に開札した結果、1落の5320万円、評価値63・2077で長大に決めた。

入札には落札者と大日本ダイヤコンサルタント、東京コンサルタンツ、セントラルコンサルタント、ドーコンの計5社が参加。予定価格は6671万円、調査基準価格は5309万円。発注者指定型のBIM/CIM活用業務。

加美町漆沢筒砂子地先の鳴瀬川水系筒砂子川に鳴瀬川ダムを建設する計画に伴い、筒砂子川とほぼ並行している国道347号は全長約8・7㌔㍍の付替道路を整備する。上流側で1号橋から3号橋までの区間は現道の南側、3号橋からダムサイト付近を含め最下流部までの区間は現道の北側を通るルートで計画している。

このうち3号橋は、現道の国道347号を跨ぐ位置で貯水池に架かる橋梁となり、橋長約170㍍、幅員約7㍍の鋼2径間連続箱桁を想定。

予備設計はパシフィックコンサルタンツが担当した。橋梁詳細設計のほか道路詳細設計を含み、履行期限は2024年3月15日まで。

なお4号橋詳細設計業務も入札手続き中で、今月23日に開札予定。

 

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