2026-07-21# 物件(大崎・栗原)
大門/栗原市 高森温泉リゾートの建設/28年11月に開設予定/W2F、総延べ1911㎡の集客施設
大門(栗原市築館上高森53の1 大場一豊代表取締役社長)は、栗原市築館下高森南地内で「高森温泉リゾート」の建設を予定している。現在は宮城県の林地開発許可を得て、土地の造成工事と温泉掘削に取り組んでいる。造成工事が終わり次第建設工事に着手する予定で、施設は2027年11月の開設を目指す。
リゾート建設は、大門の大場社長が栗原市の活性化を図るため、高森地区一帯でさまざまな集客施設を整備する事業の一環。レストランやホテル棟のほか、果樹園や放牧施設、サバイバルゲーム場などを開設する予定で、市内外から多くの集客を見込む。総敷地面積は約10万平方㍍、総事業費は約18億円を試算している。
同事業の初弾として、「高森温泉リゾート」の建設を計画。施設内には温泉や栗駒山を見渡せるサウナなどの温浴施設、10室ほどの客室を設置。このほかスナックやカラオケ施設、音楽コンサートやe―sports教室を開催できるフィットネスルーム、冷凍食品などを扱う加工場なども設ける。
建設費は土地造成込みで16億円を試算している。施設管理者は大門が担う。
現在、宮城県の林地開発許可を得て、開発区域面積2万9682平方㍍の土地造成に取り組んでいる。設計は田中測量設計(栗原市)、施工は丸辰産業が担当しており、開発行為期間は28年1月末までとしている。
造成工事では敷地内の整地をはじめ排水路や防災調整池、植樹地などを建設している。調整池は敷地北西側に設置し、貯水量は約6000立方㍍となる。このほか入口付近に設置予定の駐車場は敷地約3000平方㍍で、造成工事内で舗装まで行う。
また、温泉掘削も同時に県の許可を得て進めており、東北ボーリングが工事を請け負っている。角度は90度で口径199・9㍉㍍、深さ1000㍍で掘削している。完了予定はことし10月末を予定している。
リゾート建設は、土地の造成工事が終わり次第着手する。計画中の建物は①レストラン・物販棟②ホテル棟③スパ棟④渡り廊下―で構成されており、W造2階建て、総延べ1911平方㍍。概要は①484平方㍍②465平方㍍③904平方㍍④58平方㍍―を想定している。
事業に対し大門社長は「自然豊かな辺地にある高森地区と街の中心地との格差を是正するため、中心地と変わらないコミュニティを創出するため本事業を考案した。高森の発展を願いつつ、地方ならではの遊びや暮らしを提供していければ」と展望を述べた。
施工者は27年1月ごろに、地元建設業者から優先的に選定する予定。入札などは行わない方針としている。
施設の利用開始は27年11月を目指している。


