登米市は、地域交流センター（仮称）の整備を計画しており、基本構想と基本計画を一括して１１月の発注を目指している。発注方法はプロポーザルを想定しているが今後、有識者会議などで決めていく。

中心市街地において、空洞化・スポンジ化による活力の低下、公共施設やインフラ施設の老朽化に伴う維持管理費の増加が懸念されていることから魅力・にぎわい・活力を感じられる中心市街地を形成するため、多機能型複合施設として、地域交流センター（仮称）の整備を進めるもの。

業務では、整備に向けて、老朽化が進む公民館や市役所迫庁舎など各施設の現状と課題の整理、基本方針や施設複合化の在り方などの検討を進め基本構想の策定を行うほか、整備方針や必要となる機能・性能、施設規模、配置計画などの検討を進め基本計画の策定まで行う。９月補正予算案には地域交流センター整備基本構想および基本計画策定業務に１７６０万円を計上。債務負担行為では同業務に２０２４年度で２６４０万円を設定している。

全体スケジュールは、２３～２４年度で基本構想・計画をまとめる。２５年度～２６年度で基本設計・実施設計、２７年度から建築工事に着手する。その後解体工事、外構・附帯工事を行い、全体完成は３０年度を予定している。