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2023-08-03# ニュース

23年7月調査 宮城・上位200社の完工高/4・1%減の3577億余/前年比で土木6・0%減、建築0・3%増

本紙独自調査による宮城県内業者を対象にした最新1年間の完成工事高(7月調査、直近決算)がまとまった。

地元ゼネコンの上位200社総額は3577億4613万円で、前年同期に比べ151億7548万円、率にして4・1㌫減少した。このうち土木は2418億0200万円で6・0㌫減、建築は1159億4413万円で0・3㌫増加した。

完工高の上位5社は1位が413億4927万円の仙建工業、2位が246億8791万円の橋本店、3位が120億4022万円の丸本組、4位が105億2454万円の阿部和工務店、5位が82億2759万円の深松組だった。

土木の上位5社を見ると、1位は309億9798万円で仙建工業、2位は117億8577万円の橋本店、3位が93億1275万円の丸本組、4位が64億6163万円の小野良組、5位が62億6532万円の阿部伊組だった。

建築の上位5社は、橋本店が129億0214万円でトップ。2位が103億5129万円の仙建工業、3位が96億6588万円の阿部和工務店、4位が67億7221万円の阿部建設、5位が54億2910万円の深松組。

土木は、強靱化対策予算があったものの東日本大震災からの復興事業が大幅に縮小したことなどが影響。民需が大きなウエートを占める建築はコロナ禍でも投資意欲が活発な倉庫・物流施設を中心に工事が増えたものと見られる。

宮城県の電気上位100社と管工事上位100社、計200社の完工高総額は3185億1555万円となり、前年同期に比べて64億4073万円、率にして2・1㌫増加した。

電気上位100社は2311億2846万円で4・3㌫増えた一方、管上位100社は873億8709万円で3・3㌫のマイナスとなった。

電気の上位5社は、1位が1577億1818万円のユアテック、2位が104億9881万円の東北七県配電工事、3位が82億1849万円の東北発電工業、4位が78億1986万円の愛工大興、5位が53億4724万円の太平電気。

管の上位5社は、1位が233億1985万円のユアテック、2位が27億0890万円の東北発電工業、3位が23億6360万円の成和、4位が23億4949万円の興盛工業所、5位が22億0075万円のアトマックスとなった。

 

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